頸部にある甲状腺から甲状腺ホルモンが多量に分泌され、頸部の腫脹、動悸や手の震え、急激な体重減少などが起こる病気です。
眼が飛び出てきて、物が二重に見える(複視)、バセドウ眼症といった病態もあります。
バセドウ病とは、この病気を報告したドイツ人医師の名前から来ています。甲状腺機能亢進症(こうしんしょう)については、クリーゼといった命に係わる場合もあり、もしご心配な症状がある場合は、早めに受診してください。診断は甲状腺ホルモンの血液検査と甲状腺エコー検査で行います。
甲状腺ホルモンの検査は、通常1週間くらい結果が出るのにかかってしまいますが、エコー検査はひなた内科の院内で10分程度で行うことができます。
また、治療の基本は甲状腺ホルモンの産生を抑える内服薬で行いますが、コントロールが難しい場合も母校である防衛医科大学校病院様と協力して治療をさせていただきます。
ひなた内科では、今まで甲状腺の病気を数多く診察してきた経験を生かして、高度な専門医療を提供させていただくとともに、バセドウ眼症の症状が出てしまった場合は、同メディカルビル内のえのき眼科様と協力して高度な医療を提供します。
頸部にある甲状腺からのホルモン分泌が低下し、寒がり、便秘、元気がなくなる、足がむくむ、急に体重が増えてくる、等の症状が起こります。
橋本病はこの病気を発見した橋本先生から名前が来ています。
甲状腺はやや腫れて硬めです。原因は自分の免疫が甲状腺を攻撃してしまう自己免疫疾患とされています。
橋本病の患者様は、他に無痛性甲状腺炎といった一過性に甲状腺ホルモンが上がったり下がったりする病気が起こりやすくなります。診断はバセドウ病と同じく、甲状腺ホルモンの血液検査と甲状腺エコー検査で行います。甲状腺ホルモンの検査は、結果が出るのに通常1週間くらいかかってしまいますが、エコー検査に関してはひなた内科で10分程度で行うことができます。
また、治療は基本は内服薬で甲状腺ホルモンの補充を行います。ひなた内科では、今まで甲状腺の病気を数多く診察してきた経験を生かして、高度な専門医療を提供させていただきます。
甲状腺腫瘍には良性の腺腫(濾胞腺腫)の他に悪性の乳頭癌、濾胞癌、髄様癌、未分化癌等があります。
ほとんどの場合は良性腫瘍で、癌も未分化癌以外は進行はゆっくりとされています。
診断は甲状腺ホルモンの血液検査と甲状腺エコー検査で行いますが、万一手術やさらに進んだ検査が必要そうな場合でも、母校である防衛医科大学校病院様と協力して治療をさせていただきます。血液検査は、通常1週間くらい結果が出るのにかかってしまいますが、エコー検査はひなた内科の院内で10分程度で行うことができ、検査されたその日に結果説明をすることができます。
ひなた内科では、今まで甲状腺の病気を数多く診察してきた経験を生かして、高度な専門医療を提供させていただきます。