先日、「所沢糖尿病セミナー」という勉強会の講演をさせていただきました。
現在、糖尿病の治療目的は、患者様のQOL(一人一人の人生や生活の質)を健康な人と変わらないようにすることと寿命を確保することとされています。そこで、今回は「糖尿病治療をもう一度考える~安全性と服薬アドヒアランス等から~」というタイトルで、現在何種類もある糖尿病のお薬の中で、どのように考え、どのような薬を選んでいるのかを、私なりにまとめた内容でした。
血糖はただ下げればいいというものではなく、低血糖になった方が体には良くないと言われています。また、お薬の内服も1日1回のものから3回のものまであり、それぞれの生活や病気の状態に合わせて、患者様と相談の上選択することが重要です。
久しぶりの講演で大変緊張していましたが、参加された先生にお知り合いの方々もいて、何とか無事終える事が出来ました。
座長の成宮先生を始め、このような機会を与えていただいた和田先生、関係されたスタッフの皆様誠にありがとうございました。