脂質異常症の中で、動脈硬化に影響を与えるのは、悪玉コレステロール、中性脂肪の高値と善玉コレステロールの低値です。原因としては生活習慣というよりは体質が大きく影響し、自覚症状もほとんど表れません。しかし、これらを放置しておくと、やはり脳卒中、心筋梗塞の原因となるのです。
悪玉コレステロール、中性脂肪に関しては、食事によって是正することもできますが、体質がかなり影響します。悪玉コレステロールが140を超えた場合、中性脂肪が150以上の場合は受診いただき、お薬が必要かどうかを判断した方が好ましいと思います。
脂質異常症も自覚症状はほとんどなく、自覚症状が出る場合は心筋梗塞や脳卒中が起きてしまう時になることも少なくありません。
ひなた内科では、血液検査で脂質異常の現状を確認させていただくとともに、他の原因(甲状腺機能低下症等)も調べさせていただき、また、各病態と患者様の生活スタイルにそった食事・運動療法のご提案をさせていただきます。
また、血管年齢を調べる検査も、15分程度でその日のうちに確認する事ができます。お気軽にご相談ください。