ひなた内科は糖尿病診療を中心に皆様の健康をお守りする内科クリニックですが、そのための検査機器も充実しています。
糖尿病に関しては、治療の指標となるHbA1c、血糖値、合併症の検査(尿中微量アルブミン、自律神経障害の検査等)を合わせて約15分で行うことができ、その日のうちに治療を進める事ができます。
動脈硬化の指標となる頸動脈エコー、甲状腺疾患の診断に必要な甲状腺エコーも院内で可能ですし、心電図、レントゲン(骨密度も可能)なども15分程度で行えます。
今まで学んできた専門的知識を生かし、また、母校の防衛医大病院様とも連携して、最先端の治療を提供する事ができます。
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検査機器のご紹介
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HbA1c+尿中微量アルブミン測定器
SIEMENS DCA Vantage
糖尿病の治療には血糖値のみならず血糖の1から2カ月の平均値にあたるHbA1cが重要です。また、糖尿病腎症の評価の初期の段階で尿中微量アルブミンというのが、病期を決める基準のひとつになっております。ひなた内科では、これらの検査をあわせて約15分で即日結果を説明でき、腎症等の合併症を含めた糖尿病の現状をふまえて総合的に治療する事ができます。
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尿化学分析装置
三和化学 Visualreader II
尿定性検査(尿糖、尿タンパク、尿潜血)は通常の検診などでも一般的ですが、それをより正確に分析する装置がこの器械です。糖尿病の合併症(糖尿病腎症)の病期診断に必要な尿タンパクを始め、そもそも糖尿病自体の診断につながる尿糖の有無、そして、腎・泌尿器科的疾患の診断に関連する尿潜血などを簡単に調べる事ができ、診断・治療の重要な指標となります。
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全自動血球計数機
日本光電 Celltac α
血算(白血球、赤血球、血小板)という血液検査がありますが、白血球は免疫に関連し、赤血球は酸素を運ぶもので、これが少ない場合を貧血と言います。そして、血小板は止血をするものです。内科では糖尿病を含めて、この血算が合併症の評価(感染、貧血、肝機能障害など)に有効です。ひなた内科では、この検査を約60秒で測定し、診察時に患者様に説明しています。
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心電図+血圧脈波検査装置
フクダ電子 VS-3000TE
最近では、血管年齢も動脈硬化の指標として重要になってきています。ひなた内科では、心電図にあわせて、血圧脈波(CAVI)を測定し、血管年齢を5分程度で簡易的に検査する事ができます。さらに、糖尿病の合併症である神経障害が進み、自律神経障害などが出てしまった場合にもCVR-Rという検査を同じくこの器械で行い、実際に数値化して診断する事ができます。
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超音波診断装置
GEヘルスケア LOGIQ V5
糖尿病をはじめとする生活習慣病は動脈硬化が問題となります。この器械は「いい診療を、いかにスピーディーに」を合言葉に作られた新製品で、動脈硬化の指標となるIMT(内膜中膜複合体厚)も5分程度で計測でき、甲状腺疾患の診断に重要な甲状腺エコー検査、肝臓、腎臓等を画像的に検査する腹部エコー検査なども血液検査と合わせても約15分で院内で検査を受ける事ができます。
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医用X線検査
TOSHIBA BLR-1000A
日本人の死因の中で、肺炎は上位を占めます。通常の風邪でも咳、発熱等いろいろな症状が出ますが、肺炎が疑わしい場合は胸部X線写真の確認が必要になります。また、腹痛の場合でも腸管の状態を確認するのに、腹部X線写真が有用な場合もあります。ひなた内科では、院内でX線写真の検査を5分程度で行うことができ、この器械では、骨密度を簡易的に測定する事もできます。
各種検査のご案内
糖尿病は、病名の漢字の通り、おしっこ(尿)に糖がでます(尿糖)。
尿糖が出るということは、その前の血糖値は160-180程度あったということで、空腹時ならば、間違いなく糖尿病の診断(空腹時血糖>126で糖尿病です)がつきます。
ひなた内科では、尿糖の検査に加え、合併症である腎症の進行度を判定できる尿中微量アルブミンや尿たんぱくの検査も院内で行えます。また、採血検査では、血糖値のみならず、1から2か月の血糖値の平均とされているHbA1cも院内で測定し、あわせて約15分くらいで結果が出ますので、その日のうちに確認し、治療の目安とします。
さらに、肝機能や腎機能、貧血といった一般的な検査も合わせて行うことができます。さらに、糖尿病の患者様は、脂質異常を合併していることも少なくなく、悪玉コレステロール(LDL)、中性脂肪(TG)のコントロールとそれが多いこと等によって肝機能障害(脂肪肝)等もおこりやすいので、それらを血液検査でしっかりと確認をさせていただきます。
各種治療内容のご案内
糖尿病の合併症で命に係わる最もおそろしいものは心筋梗塞です。
心筋梗塞になった場合は、速やかに循環器内科との連携が必要ですが、まずは院内にある心電図検査で異常がないかどうかを確認することができます。
心電図では、心筋梗塞だけではなく、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)のときにも起こるような不整脈(心房細動)などの確認もできます。さらに、心電図と一緒の器械で、末梢の血管年齢を測定することができます(CAVI)。その他、頸動脈エコーで現在動脈硬化の指標の一つとされるIMT(内膜中膜複合体厚)も短時間で確認できます。心電図は5分程度、頸動脈エコー検査も10分程度で当日結果を確認する事ができます。
一方、CVR-Rというのは糖尿病の合併症である神経障害のうち自律神経障害の指標となるもので、これもやはり10分程度で検査し、当日確認することができますので、ひなた内科では、同じメディカルビルにあるえのき眼科様と連携することで、糖尿病の合併症(網膜症、腎症、神経障害、心筋梗塞等の動脈硬化)の検査を一つの建物で行うことができます。